3つの食習慣だけで驚くほど体調が変わります!生活習慣病は、言葉通り生活習慣、食生活に大きく関わってきます。ナチュラル・ハイジーンでスリムな体型を維持し、アンチエイジングを目指せるという情報を得ました。もちろん癌や心臓病、脳卒中などの悲惨な生活習慣病を予防することも可能です。ご自分でも確認は取って頂きたいですが、その情報を提供します。
現代人の最大の死因「動脈硬化」
統計によると心血管系疾患による死者数は、他のすべての病気による死者数よりも多いのが現状です。心血管系疾患を招く原因は基本的には、コレステロールと脂肪の二つです。コレステロールは動物性食品を指します。コレステロールは動物の肝臓と細胞で作られます。人間にも肝臓があり、私たちに必要なコレステロールは作りだされています。コレステロールがなければ、人体のほとんどのすべての機能は停止します。コレステロールは私たちの体に関与して大切です。人体の生命維持に必要なコレステロールは体内で作られています。ところが、自分の体の外からのコレステロールを摂取すると問題が発生します。食物からの摂取したコレステロールは、私たちの体に何も役に立たないもので、むしろ有害ですらあります。原因のもう一つの脂肪も、私たちが摂取する脂肪の約九割は、動物性食品によるものです。つまり私たち現代人は、動物性食品を摂取しすぎているということです。でも皆さんに健康になるために菜食主義を押し付けようというつもりはありません。生活改善すればいいのです。例えばたんぱく質を摂取するのに、植物性を増やして動物性を減らせばいいのです。私たちの二、三世代前の人たちも肉を食べていました。しかし日曜日とかお祝いの時の御馳走として食べる程度で、それほど頻繁ではありませんでした。ところが現代は毎日(朝、昼、晩)と動物性のコレステロールと脂肪を摂取しています。
では3つの食習慣をご紹介します。
生命力のある水を摂取する
私たちの体の70%は水です。体が70%も水であるならば、食べる物についても、その70%は水を多く含む食べ物であるべきです。摂取した水は、栄養素を細胞に運搬し、老廃物を出して体の中をきれいにする役割があります。私たちはいろいろな所有物を水できれいに洗います。しかし、一つだけ例外があります。それは自分の体の中です。私たちが洗っているのは体の外だけです。体の中をきれいにする人はほとんどいません。その結果として体に汚れが溜まって病気になります。では体の中をきれいにするには、毎日水やミネラルウォーターを取ればいいのかというと、それでは無理です。生命力のある水でないといけません。それは植物の中に存在する“生命力のある水”です。新鮮な生の果実や野菜に豊富に含まれていて、その水は体の中の汚れを洗い落とす働きがあります。ですから食事の内容を見直してみてください。“生命力のある水”を含む食べ物が、全体の70%を占めてますか?つまり“生命力のある水”を含む食べ物が占める割合を全体の70%程度にして、残り30%については、これまでどおり好きな食べ物を食べれば、それだけで、皆さんの健康は飛躍的に改善されます。
食べ物を適切に組み合わせる
ここで紹介する原理はいたって簡単です。まず、食べ物を二つのグループに分けて考えます。「たんぱく質」と「でんぷん質」です。たんぱく質食品とは、肉、魚、卵、牛乳、乳製品などの動物性食品です。たんぱく質食品を分解すには、酸性の消化液が必要です。でんぷん質食品とは、パン、ライス、パスタ、ポテトなどです。でんぷん質食品を分解するには、アルカリ性の消化液が必要になります。酸性とアルカリ性の液体が混じりあうと中性になります。皆さんはステーキとライスを一緒に食べたあとで疲労を感じた経験はありませんか?あるいは、お腹が痛くなったことはありませんか?それは、二種類の消化液が混ざり合い中和して食べ物がうまく消化されずに、胃の中で腐ってしまうためです。食べ物の消化は、ジョギングよりもエネルギーを消耗させる活動です。手当たり次第に食べ物を入られた胃は悲鳴を上げています。そして胃の中に8~10時間もとどまることになります。 食べ物が胃の中にとどまる理想の時間は3時間程度です。めざすは効率のいい消化です。そのためには、食べ物の組み合せが大切です。もしステーキを食べたいなら、これはたんぱく質ですから、でんぷん質食品をいっしょに食べないようにすることです。肉料理 や魚料理を食べるときは、生野菜といっしょに食べればいいのです。そうすれば、“生命力のある水”を含む食品が全体の70%を占めることができます。パスタやパンは、次の食事に回せばいいのです。
果実を正しく食べる
果実は胃の中に何もない状態で食べる。ほとんどの人が果実を好むのは、私たちの体が果実を本能的に欲しているからです(生命力のある水)。生物学的な観点からも、果実は人間にとってもっても適した食べ物です。多くの人が食後のデザートとして果実を食べたがるのは、実は本能に基づく行動です。しかし、ここに盲点があります。果実の性質について知らないと大変です。果実は驚異的な特性を持っています。果実は、人間にとってこの世の中で唯一、胃の中で消化する必要のない食べ物なのです。すべての食べ物は胃の中で消化する必要があるのですが、果実だけは例外で、早ければ15~20分くらいで胃の外に出ます。果実はそれ自身の消化酵素をもっているからです。したがって果実を食べるときは、胃の中に何もない状態のときでなければならないのです。食事の一番初めに食べるべきものです。
*果実の優れた特性*
成分の約90%は生命力のある水
消化にはほとんどのエネルギーを必要としない
体に必要な五大栄養素をすべて過不足なく含む ブドウ糖(果糖)/アミノ酸/脂肪酸/ビタミン(A、B、Cなど)/ミネラル
つまり果実こそが、私たち人間にとって本当の意味での完全栄養食品といえます。ただ問題は正しい食べ方を知らないだけです。
上記の3つの習慣が無理な方にひとつ簡単な提案
「朝食には果実だけを食べる」実は朝食はしっかりとる必要はありません。一日のうちで体にエネルギーがもっともみなぎっている時間帯は、朝目覚めた時です。睡眠をとってエネルギーを体内に蓄積しているからです。では体のエネルギーをもっとも多く使う活動は、いったいなんでしょう?そうです。上記でも説明したように食べ物の消化です。もし朝食として、いつもどおりトーストと卵料理を食べたとします。するとせっかく蓄えたエネルギーの多くが、その消化のために使われてしまいます。ですから「朝食をしっかりとる」という従来の生活習慣に対し、「朝食には果実だけを食べる」という新しい生活習慣を提唱します。一度実際にお試しください。上記の3つの習慣を無視しても、朝食に果実だけを食べる生活習慣するだけで、飛躍的に健康になることができます。以上は「ナチュラル・ハイジーン」の本を基本にしています。