なんかすごい題目ですが、これは今、テレビでもよく出演されている中部大学教授の武田邦彦氏のコメントです。これを読んで賛同できたので、少々皆さんにもお知らせして何かを感じてもらおうと思いました。武田氏は原発の本を2冊出されており、「偽善エネルギー」(幻冬舎)、もう一冊は緊急に出された「原発事故残留汚染の危険性」(朝日新聞出版社) があります。
大人は子供を被爆させたがっている。by 武田邦彦
「雄々しく放射線に立ち向かう」というのが立派なことだろうか?
なにか戦前を思わせる。放射能が人体に害があるというのは国民的コンセンサスなのに、なぜ急変して「我が身を放射線にさらすのが格好いい」となり、「ついでに子供も被爆させてしまえ」という自爆主義は許されるのだろうか?
60の爺さんが「大丈夫」とパフォーマンスをして、その野菜を子供が食べるというのはどういう意味があるのだろうか?
現在のように全体的に汚染されているときには、思い切って汚染地域の農作物を捨てるのが正しい。無理して放射性物質を含む野菜を食べなくでも良いのに、なぜ出荷するのだろうか?
なぜ、給食に地産地消を強調するのだろうか?
子供は給食を拒否できない。拒否できないものに放射性物質を使うのは許されない。食を供給する人は「上司」の命令を聞いてはいけない。単純に子供の健康だけを考えることができる。栄養士は「専門職」である。上司はいない。栄養士の人、立ち上がってください!
福島が汚染されたのは福島の人の責任だろうか?
福島の人は「福島が汚染された」と言われるをいやがる。でも、福島を汚染したのは福島人ではないのに、なぜいやがるのだろうか?福島市を汚したのは国や東電なのに。
東電のミスを福島の子供に転嫁するのは正しいのだろうか?
福島県は福島の子供を避難させない。これは「東電のミスを福島の子供の被爆で贖う」ということだ。福島の親がそれで良いというなら仕方が無いが、放射能は子供や若い女性には厳しい。私は可哀想に思う。
被爆している児童生徒を疎開させるのは面倒なのだろうか?
文部省は子供に20ミリという高い放射能を浴びさせている。疎開させれば無事なのに、なぜ子供達を被爆させたいのだろうか?まるで戦時中の竹槍精神を思い起こす。先生方、立ち上がってください!
東電のミスで汚染された食材を消費者に転嫁するのが魂のある農業だろうか?
農家こそ、「消費者が安心して食べることのできる食」を提供してきたのではないか。今後も農薬が付いていても「基準以下」なら出荷するのか?無農薬と言っていた、あれば何だったのか?農家の方、立ち上がってください。
なぜ、福島の大人は子供を被爆させたいのか?
なぜ、福島の大人は子供を疎開させないで被爆させたいのだろうか?なぜ、安心委員会でも10ミリまでと言っているのを20ミリも被爆させるのだろうか?保護者とはそんなに子供に権利があるのだろうか?
放射線の高いところの人はなぜ、避難しないのだろうか?
放射線の障害は20年かかる遅発性が多い。一生に一度しかないのだから数カ月でも避難すれば良いのに。
なぜ、突然、放射線が安全になったのだろうか?
今までの放射線の法規制、専門家の意見はいったい何だったのか?「ちょっとでも危険な放射線」と言っていた専門家は、なにが変わって「いくらでも良い放射線」に豹変したのだろうか?
武田邦彦氏のコメントは、いかがでしたか?テレビでよく出演されている時のコメントとは違い、放射能関係に詳しい武田邦彦氏の本音がズバリ出ていますね。これからは自分たちの身の安全は自分たち自身が守っていくしかありません。それも自己責任で守っていくしかない時代になってきました。特にマスコミなどからの情報では真実が得られなくなってきています。
AC広告の実態
実は、あの「ぽぽぽぽぉー」でおなじみのAC広告は、災害後には民放テレビでは当たり前のように流れましたね。今でもかなり流れていますが、「日本の力を信じている」「日本の強さは団結力です」「僕たちがついている」確かに、すばらしいメッセージです。毎日、毎日流されるCMというのは、なにも考えずに頭の中にスウーッと入ってきます。実は洗脳にもってこいなのがCMです。何も根拠がないのに「安心だ」「大丈夫だ」と連呼する…?皆さんは放射能の汚染、危険性に関してはどう思っていますか?本当のところ、どれが正しいか不明ですよね。現在のところ、マスコミの宣伝広告などでよくわからない状態にされて、国としての狙いは成功しています。マスコミの大スポンサー、そして「ぽぽぽぽぉー」のAC(日本広報学会)の会長は、実は今、世の中を騒がしている東京電力の清水社長なのです。マスメディアは東電がスポンサーですから真実の情報を決して言いません。いや、マスメディアでは決して言えません。
また、国、政府は情報を抑制して過小評価することは当たり前のことなので、私たち国民はテレビ報道を鵜呑みにすることはとても危険だと思います。まだ記憶に残っているアスベスト問題を思い出してください。世界と比べて日本がどんなに遅い対応をしたのか?また酷い対応をしたかを…。現に、アスベストで自分の知り合いが亡くなっています。アスベストでは世界で日本が一番悲惨な状況に陥りました。日本という国は国民が多く死んでからでないと真剣に対応しないということは、アスベスト問題で十分理解できたと思います。日本人の良いところでもありますが、過去の嫌なことは忘れる…。でもこれらは別です。国の悪いところは忘れてはなりません。自分たちが住みやすい日本を築くためにも…。今は日本の遅い対応を理解しながら、私たちは行動していかないと大変なことが起こると思います。今からは、国に頼ることなく自分たちでしっかりと生きていかなければならないと思います。さぁ今からは、自分そして家族のために自立しましょう!