医療と健康

「医者に殺されない47の心得」

先日、書店で「医者に殺されない47の心得」という本が平積みにされていました。このような暴露的な本がオープンになってきたと嬉しかったです。これを書かれた人は、慶應義塾大学医学部の放射線科講師の近藤誠氏です。ガン治療における先駆的な意見を一般の人にもわかりやすく発表して、啓蒙を続けてきた功績をたたえられて2012年に第60回菊地寛賞を受賞された人です。医学界では異端児的存在で、医学界の受賞歴は「そんなことを言ったらダメで賞」とか「近藤をバッシングしま賞」と言ったものばかりを受賞とユニークな経歴の持ち主です。この近藤誠先生が暴露される医学界の裏事情は信用できそうな気がします。この先生は「医者に殺されない47の心得」以外に「がん放置療法のすすめ」「患者よ、がんと闘うな」などなど興味深い本を数多く出版されています。その中でも「医者に殺されない47の心得」はとてもインパクトがあり多くの人にも読んでいただきたいと取り上げました。本の帯には「病院に行く前にはかならず読んでください」と注意書きがあります。

「医者に殺されない47の心得」

ここで少し心得を紹介させてもらいます。

<心得1>  「とりあえず病院へ」は、医者の“おいしい”お客様

<心得2>  「老化現象ですよ」という医者は信用できる

<心得3>  医者によく行く人ほど、早死にする

<心得4>  「血圧130で病気」なんてありえない

<心得5>  血糖値は薬で下げても無意味で、副作用がひどい

<心得6>  世界中で売れているコレステロール薬の「病気を防ぐ確率」は宝くじ以下

<心得7>  がんほど誤診の多い病気はない

<心得8>  「早期発見」は、実はラッキーではない

<心得9>  「がんだったから、仕方ない・・・」と考えてはいけない

<心得10> 健康な人は医療被曝を避ける。CT1回でも発がんリスクあり

<心得11> 医者の健康指導は心臓病を招く

<心得12> 一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな

<心得13> 軽い風邪で抗生物質を出す医者を信用するな

<心得14> 「抗ガン剤を使えば寿命が延びる」という医者を信用するな

<心得15> がんの9割は、治療するほど命を縮める。放置がいちばん

<心得16> 「医者から薬をもらう」を習慣にしてはいけない

<心得17> 痛みは怖くない。モルヒネを正しく使えば、安全に長生きできる

<心得18> がんの痛みは完璧にコントロールできる

<心得19> 安らかに逝くとは「自然に死ねる」ということ

<心得20> がん検診は、やればやるほど死者を増やす

<心得21> 「乳がん検診の結果は、すべて忘れなさい」

<心得22> 胃を切り取る前に、知っておきたいこと

<心得23> 1センチ未満の動脈瘤、年間破裂率は0.05%

以上、心得47のうち23の心得をピックアップさせてもらいました。自分が「お役立ち情報」で書かせていただいている部分とダブルものも多くあると思います。
そして近藤誠さんはこう言われます。 『医者を40年やってきた僕が、一番自信を持って言えるのは「病院に行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすい」ということです。医者にかかればかかるほど検査が増えて、薬のほとんどには病気を治す力はなく、副作用が大きい。がんが見つかると、いきなり胃や子宮を切り取られたり、死ぬほど苦しい抗がん剤治療をさせられる。こうして命を縮めます。「信じる者は救われる」と言いますが、医者を簡単に信じてはいけない。』

「医者に殺されない47の心得」

どうでしょうか?近藤さんのメッセージは重みがありますね。医療とは、病院とは一体何なのでしょうか?一度、自分たちも真剣に考えた方が良さそうですね。これからは医療と薬を遠ざけて、元気に長生きを目指しましょう。興味ある人は一度、読まれてみてください。

おすすめの本

  • 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 近藤 誠
  • がん放置療法のすすめ―患者150人の証言 (文春新書) 近藤 誠
  • 患者よ、がんと闘うな (文春文庫) 近藤 誠
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