医療と健康

血圧心配症という病気?

今は血圧計を市役所、スーパーなどいたるところで見かけます。だから簡単に自分の血圧を測ることが可能です。そのお蔭で病院には薬を求める人が連日あとを絶たなくなりました。降圧剤は今、日本でもっとも売れる薬、ナンバー1です。これは30年前には考えられなかったことです。血圧は上140(ミリ/Hg)下90(ミリ/Hg)が基準値で、それ以上は高血圧症とされます。しかし、この基準値がまったくあてにならないそうです。実は高血圧の定義を180から140(メタボ検診では130)に下げて“病人狩り”を製薬メーカーが行っているそうです。名付けて「血圧商法」。この基準値は病院ごとの専門学会が作っているそうですが、談合体質で、根拠もなく数値が決められているというのです。1998年の厚生省全国調査の基準値は160/95以上でした。ところが2000年にはっきりした理由もなく140/90に引き下げられました。98年の基準値を当てはめると、高血圧の日本人は1600万人、それが新基準では、3700万人もが高血圧になってしまいました。

血圧心配症という病気?

さらに2008年に始まったメタボ検診では、19~64歳までで、糖尿病や腎臓病を合併している場合、ついに血圧130/80以上が治療目標になりました。高血圧の原因は9割以上不明らしいですが、日本人の血圧を下げることによって死亡率が下がるというデーターはないそうです。それなのに日本では最高血圧130で病気にされて薬で下げさせられています。その結果、薬品業界は大儲けです。1988年の国内の降圧剤の売り上げは2千億円だったのが、2008年に基準値を変えてからは1兆円を超えています。基準値を少し変えるだけで薬の売り上げは6倍増です。正常な人までが実は高血圧症と診断されている事実があります。降圧剤には認知症、心臓病など何十もの副作用があります。皆さんもこの事実をよく知ってください。
皆さんの周りで血圧を心配して血圧心配性にかかっている人はいませんか?また血圧だけではなく血中のコレステロール値にも同じようなねつ造値があります。 メタボ検診では基準値が220とされて、それ以上は「高脂血症」と診断されます。しかし理想的な基準値は240~260くらいだと言われています。

血圧心配症という病気?

後、恐ろしいことにコレステロール値を下げるほど死亡率が高まります。コレステロールは生体の貴重なエネルギー源です。それを薬の“毒性”で無理に下げているのが現状です。コレステロールは実は長寿の元ともいわれています。コレステロールの薬も降圧剤と同様、大金が動きます。なんと億単位、兆単位のお金を生むものです。
皆さんはこの内容をどう思われますか?信じられますか?信じられませんか?自分でも一度、いろいろと調べてみてください。自分で調べれば信じられると思います。これが今の日本の現状だと気づかれるでしょう。これからは病院のいいなりにはならないことです。今からは検査の数値を見ないで自分の体を感覚で信じてください。自分の体は自分が一番よく知っています。これからは、心配するのはやめましょう。そして自分、ご家族が病人狩りの被害を受けないようにしたいものです。

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