スピリチュアリティ

偉大な一人の死

先日、自分にはショックな情報がバリ島の旅行中に入りました。もうご存知の人がいるかも知れませんが、スピリチュアルの世界を日本中に広められたあの船井幸雄さん(81歳)が亡くなられたのです。2014年1月20日の朝だったそうです。船井さんは2.3年ほど前から体調が悪かったとはお聞きしていました。しかし、船井さんなら必ず元気に復活されると信じていました。だから、本当に残念です。
 
自分もたくさんの船井さんの情報で勉強させていただきました。船井さんは経営コンサルタントで船井総合研究所の創始者であられます。ビジネスが成功して地位も名誉もある立場で、40年ぐらい前に「死後の世界はある」「人は生まれ変わるようだ」ということを世の中に堂々と発表されています。今ならそれらを言ってもそこまでは驚かれませんが・・・なんせ40年前です。当時は、それにより多くの顧問先が「船井は頭がおかしい」といって去っています。また優秀な社員もかなり辞めてしまったとも聞いています。しかし、そんなことも恐れないで世の中を変える為に船井さんは発言し続けました。日本人の多くの人にスピリチュアル的なことを広げた功績はすごいと思います。

そして船井さんは「百匹目の猿現象」などを提唱されて世の中を変えて行こうと自らがリーダとなり活動されていました。ビジネスの世界ではカリスマコンサルタントとしても有名で、1988年にはコンサルタント業界初の上場を果たされています。出版した本も400冊を超えています。ビジネスの世界でもスピリチュアルの世界でも船井さんが取り上げられると絶えず話題になります。それだけ影響力がとてもある人で、以前ブームになった「ホ・オポノポノ」も最初に船井さんが取り上げられたのが、きっかけだったような気がします。
 
また船井さんが生涯もっとも読み返されていたという「ヒマラヤ聖者の生活探求」そしてパラマハンサ・ヨガナンダ著の「あるヨギの自叙伝」の二冊は、自分も大好きな本です。この「あるヨギの自叙伝」はあのアップル社の創始者にして絶対的なカリスマを持つスティーブジョーブズ氏も愛読されていたのはとても有名です。
船井さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

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